個人投資家として生きる

初心者でも分かる投資の仕組みと資産運用の極意を、当ブログにてご紹介いたします。これからの時代、人に頼らず自分の資産を上手に運用して個人投資家として生きるために必要な知識を学んでください。

ベンチャービジネスの新規上場した時の投資判断

企業が新規上場すれば目論見書を公表します。目論見書とは新規上場する企業が投資家に自社の株を購入してもらうために、事業内容、業績、役員、株主構成など事細かに記載された書類です。世間に出まわっている企業であれば、ある程度イメージを持ちながら目論見書を参考に投資判断ができますが、ベンチャービジネスに関しては投資判断が難しいといえます。
なぜなら、ベンチャービジネスは今までにない商品やサービスを提供するビジネスなので、将来的に伸びるかどうか予測しにくいからです。特にバイオベンチャーでは開発段階で、上場時に利益が見込まれていないこともあります。投資判断の一つとして、株価の適正価格を判断するPBRやPERがありますが、だいたいが超割高の企業です。
将来性がわからないベンチャービジネスが新規上場して株が買われるのは、その事業がうまくいけば、企業の成長スピードが加速し、株価が急上昇する可能性があるからです。
ベンチャービジネスの新規上場した時の投資判断としては一般的な企業のように業績で判断できません。まずは目論見書の株主構成を見るのがよいでしょう。株主構成に大手企業や大手証券会社が含まれていれば、将来的に期待している企業と判断することができます。また、ベンチャーキャピタルの保有比率を調べておくことも重要です。ベンチャーキャピタルとは未上場のベンチャービジネスに出資する投資会社で、上場することによって、株を売却することで利益を得ます。ベンチャーキャピタルの保有比率が高い企業は、大量の株が売却される可能性が高いので、投資したい企業でも上場後すぐに購入せずに、株価の下落を待ってから購入する方法も考えられます。